セカンドオピニオンサービス
親族や友人に司法書士がいるということでない限り、ほとんどの方にとって、まだまだ司法書士という存在は身近なものではないと個人的に思っています。
そのため、いざ司法書士に何かしらの業務を依頼することになり、紹介されたりご自身で見つけたりした司法書士とやり取りをすることになっても、その司法書士の案内や見積りが妥当なものかどうか、判断すらつかない、ということがほとんどだと思います。
そのような方々のために、セカンドオピニオンサービスを始めてみました。
セカンドオピニオンサービスとは?
既に別の司法書士さんに相談または依頼をされているお客様を対象としたサービスです。相談またはやり取りを進める中で感じた疑問で、その司法書士さんには聞くことができない、もしくは、他の司法書士の意見が聞きたいことが出てきた時に、セカンドオピニオンを提供するサービスです。
他の相談と同様、基本的には無料で承ります。継続相談・出張相談など、相談料等が発生する場合は、必ず事前にご案内いたします。(金額は30分5,000円がベースとなりますが、相談内容や相談方法により金額が異なります。詳しくはご事情を伺ったうえでご案内いたします。)
セカンドオピニオンサービスを始めたきっかけ
私自身はまだまだ業界的には若手に属する年齢なのですが、事務所自体の歴史が古いこともあり、これまでにさまざまな種類のご相談を、たくさんお受けしてきました。
司法書士業界もオンライン申請の導入、報酬基準の撤廃、合格者数の増加、簡裁訴訟代理業務の取得など、ここ数年の間に大きな変化がありました。
一般的で誰もが知っているサービスならまだしも、一般の方にとって、司法書士に依頼する場面というのは一生に何度もあるわけではなく、極端な言い方をすれば、目の前の司法書士に言われるままに、手続を進めざるをえない、というのが現状ではないかと思っています。
司法書士にとっては、ある意味で仕事をしやすい状況ではあるのですが、他のサービスに比べると依頼者・相談者側は不利な立場にあるとも言えます。
残念なことに、悪質な司法書士による問題行為が事件となったこともありますし、表沙汰にはなっていなくとも、それは悪質だと思えるような事案を耳にする機会もありました。
いずれも全体から見れば限りなく少ない数字ではありますが、そもそもこのような問題が起きる背景にあるのは、一人の司法書士、一つの事務所に説明されるがままに手続を進めざるをえないという、業界の閉鎖性にあると個人的に思っています。
セカンドオピニオンサービスを利用してご相談頂くことで、ふと疑問に思ったことを解消し、安心して手続を進めてもらいたいと思うようになったのがきっかけです。
セカンドオピニオンサービスの目的
司法書士のことをもっと知ってもらいたい、(私に限らず、)安心して司法書士に依頼をしてもらえる流れを作りたい、というのがこのサービスを始めた目的です。司法書士のことをもっと知ってもらい、身近に感じてもらえるようになれば、私たちもお客様との信頼関係を築きやすくなり、仕事を進めやすくなります。そうなれば、お互いにとってwin-winの関係と言えると思います。
私に依頼するよう誘導するのでは、と想像されてしまうところもあるかもしれませんが、基本的にそのようなことは考えておりません。途中から業務を引き継ぐというのはいろんな意味で通常よりも労力がかかりますので(笑)依頼に誘導するつもりはありませんので、お問い合わせやご相談の数が増え、私たちの負担が大きくなり、抱えきれなくなってしまった場合は、サービスを終了させて頂く予定です。
ふと気になることが出てきた方が、このページにたどり着き、このサービスを利用することで不安を解消する。そんな流れがほんの少しでも作れたらいいなと思っています。
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