定款認証手数料の改定

２０２２年（令和４年）がスタートしました。
年始は箱根駅伝の中継に釘付けでした。

Ｋ＆Ｓ司法書士事務所は１月４日より通常営業を開始しております。

年始早々に大雪が降ったり、オミクロン株の影響か再び感染者数が増えてきたりと、落ち着かない日々が続きますが、体調管理には気をつけていきたいですね。

定款認証手数料の改定

さて、２０２２年１月より、株式会社を設立する際の定款認証手数料が改定になりました。

これまでは一律５万円でしたが、下記の通り変更になります。

　・資本金の額が１００万円未満　３万円
　・資本金の額が１００万円以上３００万円未満　４万円
　・資本金の額が３００万円以上　５万円

資本金の額が３００万円未満の場合に、これまでより１～２万円、定款認証にかかる手数料が安くなります。

起業の促進のため設立時にかかる負担を軽減するという趣旨だそうです。

これだけで起業の促進につながるかどうかはよくわかりませんが、株式会社を設立する場合、定款認証手数料は必ずかかる費用になりますので、１～２万円でも安くなったというのは有り難いことではありますよね。

ただ、設立後に許認可の取得、融資の利用などを検討されている場合、「定款認証手数料が安いから」という理由で資本金の額を小さくしてしまうとデメリットが生じることもありますので、これまでと同様、設立後のご予定も考慮して資本金の額を決めて頂ければと思います。